セメント・コンクリート技術センター
セメント・コンクリート技術センターは、2003年に福岡県京都郡苅田町にある麻生セメント苅田工場内に新設されました。
当センターではセメントはもちろんのこと、生コンクリートやコンクリート二次製品といった建設材料の技術的な課題やお客様のサポートに取り組んでいます。
なお、技術センターはセメント・コンクリート関連を担当するコンクリート試験室と地盤改良関連を担当する土質試験室で構成されており、それぞれ専門のスタッフが常駐して業務を行っています。
コンクリート試験室
セメントのおよそ9割が、生コンクリートやコンクリート二次製品として使用されており、それぞれに要求されるニーズは非常に幅広いものとなっています。
都心にそびえる高層マンションには”より強度の高いコンクリート”、ダムなどの大型構造物には”発熱の低いコンクリート”、硫酸塩土壌など特殊な土壌には”化学抵抗性の高いコンクリート”など、コンクリート技術が取り組むべき課題は多いとされます。当コンクリート試験室では、お客様が製造される一般的なコンクリートのみならず、このような特殊コンクリートの評価および技術的な問題点について、当社技術部とともに問題解決に取り組んでいます。
試験室には、フレッシュコンクリート、硬化コンクリートおよびコンクリートの耐久性評価のための試験機を備えており、ソフト・ハード両面においてお客様をサポート出来る体制とが整っています。
なお、コンクリート試験室では、コンクリートの構成材料であるセメントや骨材の試験設備なども備えています。関連するご相談については当社技術担当までご連絡ください。
土質試験室
土質試験室では、地盤改良材をご使用いただいている九州を中心に、お客様の配合試験や地盤改良材に関する基礎試験を行っています。また、当社地盤改良材をご使用いただく上での技術的な相談なども承っています。